富士百二十景（栗崎康平第37作）（白抜き）

（桜９０めじろ39ショット）

絵コンテ百二十景（栗崎康平犀37作）（白抜き’)(桜90めじろ39ショット）です。白抜きの勉強です。白抜きは今まで竹べらと竹串で行ってきましたが新手の白抜きを考案いたしましたので発表いたします。表紙にあるように左上は今まで通り竹串でオレンジ色を削り下地にあらかじめ塗っておいたの黄色を出しました、富士山の左上は赤色を塗らないで雪の景色を出すために地色の白のままにしました。さて今回私が考案した白抜きは右側の大きな抜き三点です。赤色を塗るときに中央に勢いよくクレヨンの先をとがらせて塗ります、すると今までにない荒々しさと繊細さを持ち合わせたデザインが完成いたします、白抜きのままでは白色が強すぎて赤富士に真っ白がなじみません。そこでその上に黄色の斜めのラインを勢いよく薄く引きました。左側の余白の部分は黄色いラインを勢いよく引き一部に白を残して白抜きとしました。これで完成です。特に赤富士を描くときにはアクセントとして雪の景色を描き特に白抜きが効果を出すので描きましょう。この時に大事なのは白抜きの形ですのであらかじめ自分の描くデザインを考えてから描くのがよいです。まずは私の描いた作品の真似から始めましょう。作品の中には人物の足の部分に白抜きを連続して描きズボンの絵柄が出来上がりました、皆さまも自分の考えた図柄を描きましょう。今までとは雲泥の差が出ます。全101ページ中19ページが絵コンテです。桜とめじろの写真と併せてごらんいただければ幸いです。