今いかそう、平和憲法人生に、そして世界に

目次

はじめに

第一章 戦争を生きる
～軍国少年が夢に描いた「世界の覇者、日本」～

■熱烈たる軍国少年の日常
■太平洋戦争の開戦、そして緒戦の勝利
■ミッドウェー海戦を機に転換した戦局
■少年奉仕団が作った予科練飛行場
■一瞬で奪われた幼い友の命
■ガダルカナル島の悲惨な敗北
■敗戦の日
■燃え立つ飛行訓練機と敗戦の涙
■戦争の先を見つめた日本国憲法

第二章 未熟な日本に公正を築け
～労働運動を通じ、人々を救い社会を変革せよ～

■刻まれた戦争の爪痕
■就職、そして労働運動との出合い
■労働運動は憲法第二八条を具現化する
■大和毛織が歩んだ波乱の道のり
■総評傘下の残留、脱退に揺れる大和毛織労組
■労働争議の苦境で打った新たな一手
■最後の任務、組合員の再就職斡旋
■社会党への入党がもたらした新たな道

第三章 平和な日本を希求する闘いの日々
～戦争国への抵抗に国中が揺れた六〇年安保～

■六〇年安保闘争とは何だったのか
■激化するデモ隊と警官隊の攻防
■血と汗と涙散る、動乱の一九六〇年
【資料・六〇年安保闘争の軌跡】

第四章 憲法を体現する社会へ
～すべての領域に平和憲法の精神を息づかせよ～

■労働問題と政治問題に挑む
■区議として闘った区長公選制運動
■平和憲法を暮らしに生かし、街に生かすために

第五章 この国の行方
～再び戦争の脅威が日本を襲おうとしている～

■歴史の岐路に立つ今、憲法に何が起ころうとしているのか
■安倍政権が目指す「戦争ができる国、日本」
■「アメリカに押しつけられた憲法」という印象操作
■憲法制定をめぐる経緯
■日本国憲法は日本人の手で作られた
■改憲の愚を犯そうとしている安倍政権
■国民の手で違憲訴訟を起こし平和を守る
【資料 日本国憲法】
【資料「国際平和支援法」「平和安全法制整備法」】