神国抱擁

小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）の日本　松江　東京

明治二十三年春三十九歳で来日。半年後、英語教師として松江に赴任。日本人の心と風土に魅せられ、熊本、神戸、東京と居を移しながら遂に五十九歳で亡くなるまで日本を離れず、「知られざる日本の面影」「霊の日本」「神國日本」などの傑作をあらわして日本を西欧に紹介した小泉八雲の評伝小説。