高齢者住宅か介護施設か

迷走するサービス付き高齢者向け住宅

20年間の高齢者住宅の実務経験と、その後37年にわたり老後の住宅・施設のあり方を論じてきた経験を活かし、迷走する「サービス付き高齢者向け住宅」の問題を、図表を駆使し本音で解説を加えています。

内容

①急速過ぎる｢サービス付き高齢者向け住宅｣の増加
②医療法人の「サ付き住宅」は正解か
③規模が小さく効率悪い｢サ付き住宅｣が多すぎる
④賃貸の｢サ付き住宅｣は全て毎月払いにすべきだ
⑤このままでよいか｢サ付き住宅｣の介護施設化
⑥｢サ付き住宅｣は介護施設ではない
⑦85歳以上が４割以上で先行き不透明な｢サ付き住宅｣
⑧どこまで介護するのかが課題の｢サ付き住宅｣
⑨｢サ付き住宅｣は介護施設との連携でなりたつもの
⑩曖昧な｢サ付き住宅｣のサービス
⑪保険報酬に依存する傾向の｢サ付き住宅｣
⑫地域で役立ちきれない｢サ付き住宅｣併設の訪問介護事業所
⑬高齢者住宅か介護施設か、線引きが必要な｢サ付き住宅｣
⑭｢サ付き住宅｣に地方自治体の関与が高まる、特養不足も深刻に
⑮有料老人ホーム化する｢サ付き住宅｣
⑯サ付き住宅整備で介護保険３施設の充実を示唆する国土交通省の考え
⑰｢サ付き住宅｣は住宅型と限定介護型と介護付き型の３分類に
⑱概念・定義が曖昧なまま増え続ける｢サ付き住宅｣

著者
召田 長（めしだ ひさし）
明治大学法学部卒
東京ニュース通信社
中銀ライフケア
HOT企画
エイジング総合研究センター客員研究員
38年間、老後住宅問題評論家として活躍