Author: | フレデリック・ショパン, 原田光子 | ISBN: | 1230002081755 |
Publisher: | 古典教養文庫 | Publication: | January 9, 2018 |
Imprint: | Language: | Japanese |
Author: | フレデリック・ショパン, 原田光子 |
ISBN: | 1230002081755 |
Publisher: | 古典教養文庫 |
Publication: | January 9, 2018 |
Imprint: | |
Language: | Japanese |
(この本について)
この古典教養文庫版「ショパンの手紙—天才ショパンの心—」は、パブリックドメインとなっている「天才ショパンの心 ショパンの手紙」の復刻版です。
上下巻でショパンの手紙219通を収録しています。
原田光子の筆は、その時々のショパンの姿を簡潔で真摯な文章で補い、天才ショパンの人間を見事に描ききっています。書簡集としてだけでなく、伝記としても大変な傑作だと思います。
以下のような構成になっています。
ショパンの手紙(上) —天才ショパンの心—
第一章 少年の日
第二章 青春の頃
第三章 祖国を後に
第四章 パリに住んで
第五章 マヨルカの旅
ショパンの手紙(下) —天才ショパンの心—
第六章 ノアン
第七章 肉体は衰えゆけど
第八章 愛の終わり
第九章 イギリスの旅
第十章 終焉
この本は上下巻ともに収めた合本版です。
巻末に「ショパン全作品リスト(制作年度順)」を掲載しました。
また、この本は以下のサイトよりダウンロードしたものをもとに入力作成しました。
近代デジタルライブラリー
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1125261
そして、その底本は以下のものとなります。
「天才ショパンの心 ショパンの手紙」
第一書房 昭和十七年刊行
この本には以下のような特長があります。
1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。その際でも、原文の持つ高い格調を損なわないよう最大限の努力をしました。
(例)諧謔曲 → スケルツォ
2、原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。
3、原書にあった注は※をつけ、原書にあった通りに番号を付して手紙毎にその終わりに付けてあります。
4、またわかりにくい言葉や、興味ある登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、割り注の形で編集者が入れましたので、ご参考にして下さい。
5、訳者による地の文は、2文字分下げてあります。
6、人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。
(例)マジョルカ島 → マヨルカ島
7、巻末に「ショパン全作品リスト(制作年度順)」を掲載しました。
(原田光子について)
この本の著者原田光子は、一九〇九年(明治四二年)に東京に生まれました。一九二三年の東洋英和女学校二年在学中にドイツに留学して、ハンブルグでハンス・ヘルマンの高弟デラカンプ嬢に師事し、ピアノを学びました。一九二五年に帰国して自由学園英文科に入学しました。
一九四〇年に処女作となる「愛国の音楽者 パデレフスキー自伝」出版します。
そして翌年には「真実なる女性 クララ・シュウマン」を出版、四二年三月には「大ピアニストは語る」を出版、同年九月にこの「天才ショパンの心」を出版しました。
その後一九四四年年二月には「フランツ・リストの生涯」出版しましたが、一九四六年(昭和二一年)五月二〇日、奇しくもクララ・シューマンの逝去から五〇年目の同じ日に平塚の南湖病院にてその余りにも短い生涯を終えました。享年三十六歳でした。
昭和二十五年には「クララ・シューマン、ヨハネス・ブラームス、友情の書簡」が出版されました。
(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、古典として価値あるものだけを
これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。
3、すばやい操作性
索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
4、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
5、スピーディーな改版
紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。古典教養文庫のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。
(この本について)
この古典教養文庫版「ショパンの手紙—天才ショパンの心—」は、パブリックドメインとなっている「天才ショパンの心 ショパンの手紙」の復刻版です。
上下巻でショパンの手紙219通を収録しています。
原田光子の筆は、その時々のショパンの姿を簡潔で真摯な文章で補い、天才ショパンの人間を見事に描ききっています。書簡集としてだけでなく、伝記としても大変な傑作だと思います。
以下のような構成になっています。
ショパンの手紙(上) —天才ショパンの心—
第一章 少年の日
第二章 青春の頃
第三章 祖国を後に
第四章 パリに住んで
第五章 マヨルカの旅
ショパンの手紙(下) —天才ショパンの心—
第六章 ノアン
第七章 肉体は衰えゆけど
第八章 愛の終わり
第九章 イギリスの旅
第十章 終焉
この本は上下巻ともに収めた合本版です。
巻末に「ショパン全作品リスト(制作年度順)」を掲載しました。
また、この本は以下のサイトよりダウンロードしたものをもとに入力作成しました。
近代デジタルライブラリー
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1125261
そして、その底本は以下のものとなります。
「天才ショパンの心 ショパンの手紙」
第一書房 昭和十七年刊行
この本には以下のような特長があります。
1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。その際でも、原文の持つ高い格調を損なわないよう最大限の努力をしました。
(例)諧謔曲 → スケルツォ
2、原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。
3、原書にあった注は※をつけ、原書にあった通りに番号を付して手紙毎にその終わりに付けてあります。
4、またわかりにくい言葉や、興味ある登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、割り注の形で編集者が入れましたので、ご参考にして下さい。
5、訳者による地の文は、2文字分下げてあります。
6、人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。
(例)マジョルカ島 → マヨルカ島
7、巻末に「ショパン全作品リスト(制作年度順)」を掲載しました。
(原田光子について)
この本の著者原田光子は、一九〇九年(明治四二年)に東京に生まれました。一九二三年の東洋英和女学校二年在学中にドイツに留学して、ハンブルグでハンス・ヘルマンの高弟デラカンプ嬢に師事し、ピアノを学びました。一九二五年に帰国して自由学園英文科に入学しました。
一九四〇年に処女作となる「愛国の音楽者 パデレフスキー自伝」出版します。
そして翌年には「真実なる女性 クララ・シュウマン」を出版、四二年三月には「大ピアニストは語る」を出版、同年九月にこの「天才ショパンの心」を出版しました。
その後一九四四年年二月には「フランツ・リストの生涯」出版しましたが、一九四六年(昭和二一年)五月二〇日、奇しくもクララ・シューマンの逝去から五〇年目の同じ日に平塚の南湖病院にてその余りにも短い生涯を終えました。享年三十六歳でした。
昭和二十五年には「クララ・シューマン、ヨハネス・ブラームス、友情の書簡」が出版されました。
(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、古典として価値あるものだけを
これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。
3、すばやい操作性
索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
4、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
5、スピーディーな改版
紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。古典教養文庫のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。